目刺しの炙りを模した超絶技巧彫刻、彩色(染色)の根付であばら骨や尾ひれの焦げ具合、はみ出た内蔵や細かいエラのひだの様子など香ばしい香りまで感じる程の細密彫刻、彩色作品です。無銘ですが、高円宮収蔵品現代根付作家の関凡鳥以外に作例を知りませんので、検索ワードとして表題に記させて頂きました。出来ばえから観ても関凡鳥の代表作の一つに数えられる作品かと思います。素材は全体に彩色されていますので定かではありませんが、骨か牙等の天然素材です。画像の桐箱に入っています。

サイズ： 全長 約10cm 重さ: 約15g
桐箱 : 約6.4×15.9×3.2cm
箱を含む全重量:約70g


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